子どもと関わるということ
子どもと関わる仕事
とても誇り高い仕事だと知りました。
特別子どもが好きというわけでもない私が
この仕事を大好きだと思えた
それほど、やりがいに溢れた仕事でした。
子どもは100人いれば、みんなそれぞれ千差万別で 色んな苦手や性格、癖がある。
それぞれの個人の生きづらさや、居心地がいいと感じること、コミュニケーションの取り方
その子にとって、今何が必要で、どういう状況なのか
親子の関係で、学校でのいざこざで、余裕がない。言動が荒いとすると
じゃあ、無理に頑張らずとも、気にかけてるよ、と心で向き合って、親御さんとの連係プレーで、それぞれが歩みより、ただ「あなたのことが大切だよ。心配しているよ。ちゃんと見ているよ。」ということを多方面から伝えることが大切だと知った。
環境が良好で、子どもに余裕があれば、
その子の得意、長所を伸ばす活動を大人が考えればいい。そう、生きぬ力を育む手助けだ。
子どもに傷つけられたこともたくさんあったし、今でも「このくそガキめ」と多々思うこともある。
でも、「そういう風に言われると私は傷つくんだよ。やめてほしいんだよ。」ということを
言葉で、伝え続けること。
絵本や動画を通して伝えること。
他のおとなのサポートを借りて伝えること。
たくさんの方法があると知った。
その中でも、やっぱり一番効果を感じたのが
「手紙」だった。
手紙って、いいなぁって、改めて思えた。
子どもに、真剣に手紙を書いて
すぐにその子との関係性が変わったわけではないけれど
明らかに、口調や力が弱まったり
悪意のある含みが減ったりするのを感じた。
手紙って、いいなあ
残るし、口で言うには少し自信のないことも、書いてしまえばうんと大胆なことが書けたりするものだ。
私は手紙というツールを改めて好きだと思い直すことができた。
それは、この仕事を通してもそうだし、私と文通してくれた友達のおかげでもある。
手紙って、まごころが伝わる。
子どもは、口ではえらい汚い言葉つかったりするけど。
顔見たり、声色見ると
それが本心じゃないことが分かる。
関係性を一人一人と築くことの、大変さと、尊さも、たくさん知った。
この仕事と、職場と、めぐりあえたこと、そのご縁に、これまでの私の苦労に、ありがとう。
そして、お疲れさま。
私はこの仕事をまたしたいと思うよ。