すらっぱえ日記

筆者の頭の整理のためのアウトプット場です

エーベルトフトのカフェで働き始めました!

エーベルトフトのカフェで働き始めました!】

こんにちは!

実はここ最近、エーベルトフトの中心地にあるレストラン兼カフェで働き始めました。

 

ほぼもう働けないかなと思いながら、ファームステイが可能な場所を友達に紹介してもらい、そちらにしばらくお世話になろうと思っていました。

 

しかししかし・・・少し前に、自分が借りている寮の掃除をしていたら、急に知らない番号から電話がありました。

「仕事探してるんだよね?今日と明日来れる?洗い場やってほしいんだけど!」

「え、はい!!えーと・・・(けど、ファームと話進めてるし・・・しかもホイスコーレの清掃少し手伝うって話になっているし・・・どうしようけど働きたい)」

「来るの、来ないの!?ほかの人に電話していい?」

「ちょっと、折り返してもいいですか?すぐに折り返します!!」

 

----20分後(色んなしがらみのことを考えめっちゃ時間かかった)-----

「Jeg kommer!!(行きます)」

 

ということで、急遽ではありますがバイトが決まりました!🎉

ピークに忙しいのが8月半ばまでみたいなので、それまでの短期雇用になるかと思いますがそれでも近場でお金が稼げるのはうれしい!

 

仕事内容は、主に洗い場と、フードの出し下げ・テーブル拭きなどです。

お皿を下げる時にちょっとお客さんと話したり、少しでもデンマーク語が使えて通じるだけで嬉しいものですね。

お客さんに「日本人ですか?」と話しかけられ、なんとそのおばあさまは小学生時代新宿の小学校に通ってたんだとかで、ちょっと話が盛り上がったり。

 

また、お客さんの優しさに触れることも度々ありました。 

一度忙しさのあまり、洗いが全然追い付いてなく、焦って食器を下げ、ワイングラスをお客さんの目の前で割りそうになりました。(幸い割れませんでした!)

「Undskyld!(すみません!)」と咄嗟に誤って、頭の中は「やらかしたああ」と真っ白に。

その時に目の前に座っていたお客さんが「Det er ikke undykuld, ikke undskyld(すいませんじゃないよ、誤ることないよ)」と優しく言ってくださり、泣きそうになりました。一瞬、「デンマークの人たち、なんて寛大なんだろう」と思いましたが、

よく考えれば、日本でもこういう場面そういえばあったなぁと思いました。

 

おばちゃん軍団「忙しいのね、いいのよいいのよ。」

と言いながら食器を端っこにまとめてくれるありがたさ。万国共通で相手の立場を慮れる人も、できない人もいるし、なんというかどんな国でも一緒だなぁと思いました。

 

お客さんにとっては休暇で、観光を楽しみに来ただけでも、

働いている側は必死。その働いている側に意識を向けさせてしまうのは申し訳ないと思いつつも、相手の立場を思いやれることって大事だなぁと改めて思いました。私もそれができる人間でありたい・・・

 

あと、デンマーク語で話しかけられ、理解できずぽかーんとしていると、「英語のほうがいいかしら?」と切り替えてくれる人がほとんどで、これは有難かったです。

お客さん「英語がいいなら、言ってくれないと(デンマーク語が理解できるのか)分からないからね、それだけのことだよ」

これって、別に英語でもデンマーク語でもこちらとしては構わないから最初に言ってくれたらいいのよって事ですよね。なんて国だデンマーク・・・国民レベル高すぎる笑

 

何度か、「in English please」とお願いしましたが、嫌な顔をする人は一人もいませんでした。 

 

デンマーク語で理解しなきゃ!話さなきゃ!」とどこかで思っている自分がいたんですが、「英語でもいいのか」と思えてから、心にちょっとした余裕ができました。

 

 

【ただ、正直非常にしんどい】

働いて、お客さんとプチトークができたり、デンマーク語・英語が使えてお金までもらえるのは非常にラッキーで有難いことです。

ただ、長時間の労働なのにまともな休憩なし・まかないはポテトだけなのがきついですね。そして圧倒的に人手不足。だからこその私にさえ声がかかった状況なんでしょうけども・・・。

 

他のデンマーク人のバイトの子はそれが当たり前かのように、ポテトつまみ食いしながら長時間働いてますが・・・。(あと他の子はアイスもつまみ食いしまくってるけど、私はちょっと遠慮してます)

私の感覚的にはありえない・・・笑 バーガーかサンドイッチぐらい作ってよという感じです。

 

恐らく、店長(料理全般担当)はかなりケチですね。笑

 

最初は「デンマーク語よく分かるみたいだから、最初はデンマーク語で話すね。

分からなかったら英語に切り替えるから言ってね。」とバイトの子たちは言ってくれていたのですが、働いていくうちに咄嗟に早口でデンマーク語で指示され、「!?」となり確認が出来る暇もなかったり。

途中から英語とデンマーク語が入り混じる形での指示になっていました。

 

英語→デンマーク語 デンマーク語→英語

頭の切り替えが追い付かなくて、咄嗟に指示を理解できないことしばしば。

 

そして、「あの子ね・・・うーん」という雰囲気が共有されているのが分かってしまうのがちょっとしんどいですねぇ。新卒で入社した日々を思い出します・・・。

あと、しょうがないけど、コマ感がすごい。

日本で働く移民の方も、こういう扱われ方が多いのかなとふと思いました。

 

店長「え、火曜日来れないの?あの日本人の子暇だから、代わりに来てもらったら」

等、デンマーク語で会話している内容が、たまに分かってしまうのがまたなんとも・・・笑

 

色々と思うところはありますが、デンマークでせっかく手に入れたバイト先なので頑張ってみようと思います。

 

ではでは!