学校終わってからどうしようか
【学校が終わってからの話】
こんにちは。
かれこれデンマークに来てから10ヶ月が経ってしまったようです😨早い・・・。
今いるホイスコーレは12月中旬まで。その後のことについてこのところどうしようかと考えていました。
1つの可能性として、スペインの「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼」はありだなぁと思ってました。
*スペイン北西部に向かって伸びるキリスト教の巡礼の道のこと
巡礼に興味を持ったきっかけは、学校のボランティアスタッフのデンマーク人女性におすすめのテレビ番組を教えてもらったことでした。
そのプログラムの名も「Bertelsen på Shikoku 88」(バーテルセン、四国88箇所へ行く)*DRTVから検索して見れます。デンマーク人の間では日本といえばこの番組というぐらい有名な番組みたいです。(https://www.dr.dk/tv/se/bertelsen-pa-shikoku-88/bertelsen-pa-shikoku-88-2/bertelsen-pa-shikoku-88-1-10#!/01:29)
デンマーク語音声+デンマーク語字幕になりますが、最初と最後のナレーションは日本語。また、出てくる人はほぼ日本人・巡礼中の会話も英語なので視聴ハードルは低めかと。
ミカエル・バーテルセン(デンマーク人男性)が幼少期に父親が働いていた日本をよりよく知るため+大昔の僧の足跡をたどることで最高の自分自身の在り方を求めるための四国の88箇所巡礼の様子を記録した番組になります。
ミカエルが巡礼する中で、出会う日本人との会話やお坊さんとの会話の中で、ちょうど今のホイスコーレで学んでいる単語や概念が出てきました。
「カルマ」だったり、「インカネーション」だったり。
(正直授業でカルマの話をされるも、理解半ばなので現状詳しく話せる自信はありません!!もう少し理解が進めば、解説したいなぁ・・・笑)
とりあえず、番組を見ての感想は「この学校で学んだスピリチュアルな概念を、巡礼の道で実体験として実知識として落とし込めるのでは?」というものでした。
で、せっかくヨーロッパにいるんだから、四国よりデンマークから近いスペインの巡礼もありなのでは?という発想に至りました。
「よっし、スペイン巡礼いくぞ!・・・あ、でも学校終わったら冬だ。冬場は雪で道が閉鎖されたり、アルペルゲ(巡礼者用のドミトリー)も休業しているところが多いのか。行くとしたら4月ぐらいかな・・・?そしたら12月後半~3月末までなにしよ?」
と、巡礼には乗り気になったものの変な空間が空いてしまうことに。
「バイトして巡礼資金貯める」「workawayしてどこかで過ごす」
などいろいろと考えてみたものの、なんだかしっくりこず。
「せっかくワーホリビザをもってるんだし、オーフスやコペンハーゲン周辺に住んで、ジャパレスで働く・・・?」
「でも、宿を探すのだって大変だしお金もかかるし、そこまでしてデンマークで働く意義ってあるんかな・・・?」
特に、2週間エーベルトフトのカフェでバイトした経験も手伝い、
「今の私にとって、カフェやジャパレスのバイトに数か月明け暮れるのって、そこまで魅力的じゃないかも・・・」
私は、おそらくどこかで
「せっかく働ける権利があるんだし」
「せっかくデンマーク語勉強したんだし」
と、自分のやりたいという意思より「~すべき」という概念にとらわれていたんだと思います。
そして自分の考えを人に話しているうちに、
「私それなりにデンマークでの生活には満足してるなぁ。
ホイスコーレに来た目的(人との関わり合い・共同生活の中で自分を見つめなおす)も自分なりに納得・達成できてる。
それに、今の自分にとって必要なのはもっと自分と向き合うための巡礼・・・?
デンマークに来てから、自己肯定感も上がったし、人目も前ほど気にならなくなった。今の私、特にストレスも不満もない。一度自分見つめの長期休暇は終えて、また日本で働くのもありかも。」
という思考に至りました。
要するに、デンマークに来た当初の私に比べて、今の私はいくらか精神的にも強くなり、自分を好きになり、自信もついた。ただ、それだけで今の私が達せれる最高のレベルまで来ているのでは?と気づきました。
「この職業につきたい!」「これが勉強したい!」など、明確に見えているわけではないです。ただ、今の精神力、価値観を基準に仕事を探し、「楽しそう!」と思える場所で働くだけで、また新しい私のステージ・課題が見えてくるのではと思うようになりました。
ということで、現段階の話ですが、学校が終わったら日本に戻って働くことも考えていこうと思っています。
また違う選択肢が出てきて変わることもあるかもしれませんが、自分の気持ちの変遷の記録として、残しておきます。
ではでは。